家庭教師だけで須磨学園に合格された方の合格体験記です

 この度は、娘の第一志望校である須磨学園中学(Aコース)に合格をいただきました。

これも、先生の力強いサポートを頂いたおかげだと感謝いたします。

甲陽プロ家庭教師会に依頼させていただいたのは、追い込み期直前、6年生の9月でした。

それまで、4年生から大手進学塾に通っておりましたが、夏休み明けの模擬試験で算数の偏差値が60から50に落ちてしまいました。


夏休みは、毎日朝から夕方まで塾、家に帰っても夜中まで宿題・・・たまの休みの日は模擬試験対策と宿題に追われる日々・・・今思えば、勉強というよりもひたすらこなすだけの作業になっていたのかもしれません。

娘としては必死に頑張って臨んだ夏休み明けの模擬試験・・結果は芳しくないもの。

塾の講師に、他の生徒と比較されたことも重なって娘はすっかり自信を失っていました。

そして娘はきっぱりと「塾をやめる。これから受験まで一人で勉強する」そう言い切りました。


私も、塾に通わせながらも、正直「ここまでの勉強量が本当に必要なのか、もっと効率的にできるのではないか」と疑問を抱いていました。

塾に行けば、確かにライバルと競うメリットはあるかもしれません。

しかし、その子によって苦手分野は異なるはずで、それはやはり集団指導では難しいことですし、不要な課題・終わらない宿題に夜中まで追われ、良い成績が取れなければ、比較され自信を失くしてしまうとすれば、弊害の方が大きい、と判断した私はすぐさま塾を辞める決断をしました。

幸い塾のカリキュラムはすべて終わっておりましたので、あとは志望校の過去問と今までの復習を徹底的にする方が、圧倒的に効率的であるとも思いました。

そして、こんなに頑張って結果が出なくても、悲しい思いをしても、志望校を変えず頑張ろうという志を持ち続ける娘を、全力で応援してやりたいと思いました。
ただ、私も夫も中学受験の経験がありません。国語・社会・理科はなんとかサポートできるとしても、中学受験の算数は特殊で、やはりプロの助けが必要だと思いました。
そこで、プロの家庭教師を探すことにしました。

甲陽プロ家庭教師会を選んだのは、先生が以前おられた塾が、娘の通っていた塾でしたので、教材に精通しておられるのではないかと思ったからです。

問い合わせたところ、すぐに何人かの先生を紹介していただきました。

先生は、とにかく明るい方でした。

娘の状況と気持ちを聞くと、「それは辛かったね。でも、これからの時期は過去問と復習をどれだけ徹底的にやるかだよ。今までのことは気にしなくても全然大丈夫。がんばろう。」とおっしゃいました。

先生が帰られてすぐに、娘は「この先生がいい。この先生となら頑張れる」と明るい顔で言いました。

子供は、指導者の声掛け一つでこうも変わるものだと、私も改めて感激したのを覚えています。


「とにかく過去問を徹底的に」という方針の下、週に一度、先生が来られるまでに数年分の過去問をやっておき、分からない問題を解説していただくことにしました。

ただ、先生が解説して終わり、ではなく、先生の解説のあとすぐに本人がノートに一人で解きなおす、というスタイルを取られました。

これによってしっかりと自分で解き切る力が養われたのだと思います。
先生は、娘の志望校である須磨学園の高校の生徒さんを教えておられるとのことで、須磨学園の学校生活の話を織り交ぜ、常に娘に希望を持たせて下さいました。

直前期には「あともう少しや!4月には、あのかわいい制服着てるんやろうなあ」と声をかけて下さっていたこと、前日にわざわざお越し下さり、励ましの言葉をいただいたことも心に残っています。


過去問と並行して、今までのテキストを復習していこうと思ったのですが、あまりに量が膨大でしたので、先生にアドバイスを求めました。

先生は、須磨学園の出題傾向、塾のテキストを熟知しておられ、この分野は発展問題まで、あとの分野は標準問題まで等具体的に的確なアドバイスをして下さいました。

のみならず、理科についても、須磨学園の理科は実験結果から考察する問題が出題されるとのことで、十分に対策をした方が良いとおっしゃって、最適な参考書や問題集を教えて下さいました。


直前期は、塾に行っていた時のように言われたことをこなすのではなく、「これを復習したい」等と彼女自ら提案するほど、精神面でも成長しました。


須磨学園の入試
合格をいただくことができました。

併願校 奈良帝塚山も英数で合格をいただきました。
私たちのように、直前期に塾を完全にやめる方はあまりいらっしゃらないかもしれません。

ただ、親も子も切羽詰まってくるこの時期、メンタル面で子供の心を安定させるということは、一番重要なことではないかと思います。

山のような課題を与えられて、それをこなすことを楽しんでおられるお子さんは良いと思いますが、塾の言いなりになって空回りしているのではないか、子供が疲れているのではないか、と感じておられる方は、追い込み期から家庭教師に切り替えてマイペースで受験されるのも選択肢の一つだと思います。


自分の信じた方法で努力し、掴んだ合格は、娘のこれからの人生において大きな自信になったことと思います。

私は、勉強で得た知識以上に、こんなにも自分は努力できるということ、努力の末、合格できたという自分への自信が、中学受験で得た最大の財産だったと思っています。

紆余曲折あり、親としては大変な受験でしたが、北先生、木村先生のサポートのおかげで、彼女が3年間想い続けた憧れの志望校に合格することができましたこと、改めて感謝いたします。

Bコースでの合格は残念ながらあと一歩でしたが、入学してから上のクラスへ上がれるよう頑張りたいという本人の意気込みが頼もしく感じられます。

本当にありがとうございました。 

 

甲陽プロ家庭教師会からの感謝の辞です

ご多忙の中、ご無理申し上げ上げたのにもかかわらず、ご親切に素晴らしい合格体験記をお書きいただきまして本当にありがとうございます。 

何度も読ませていただいて、改めて真剣に受験と向き合い、第一志望校合格を見事に勝ち取られたことに称賛の意を感じております 

 

本当に合格おめでとうございます! 

 

中学受験において正解を見出すのは本当に難しいと思います 

そのような中でお子様の必要なサポートを見事に実現されたという点で、本当にすごいことだと思います 

親御様のサポートが、かなり大きな勝因につながったと思います 

 

長かった受験も終わり安堵しておられることだと思います 

中学受験を通して今後の人生でも役に立つ問題解決、克服する力を身につけられたことだと思います 

それは今後の人生において宝・財産になると思います 

そういう意味でも中学受験におい見事に成功したといえるのではないかと思います 

 

家庭教師はあくまでも補助的なサポートにすぎません 

 

家庭教師を活用し、実際に成功する道筋を模索し、決断された親御様の判断力こそ英断だと考えています 

それはお子様も身に染みて感じておられるのではないかと思います 

 

そのような重要な過程に関わることができて非常に感謝しております 

私どもも、大きな達成感を感じさせていただいております 

 

これからずっとこの仕事を続けていく中で、合格された大切な生徒様として記憶させていただきます 

 

今後のご活躍も心から願っております 

本当にありがとうございました 

素晴らしい人生を歩んでください!